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※例
私は静岡市内で従業員10名程度の小さい会社を経営していますが、株主の1人で亡くなった弟の子供から、静岡地方裁判所に株主代表訴訟を提起されました。
私と弟も父の代から仲良く会社で働いていましたが、弟が亡くなってその長男が会社の株式を相続してからは、ことごとく私の経営方針に反対し、何をするにつけても文句を言ってきます。弟の長男はサラリーマンで私の会社に勤めていませんが、私が社長でいることを快く思っていないようです。
このようなもめごとはよくあります。株主オンブズマンにより、大企業の役員に対し数々の株主代表訴訟が提起され脚光をあびていますが、むしろ、中小企業の経営をめぐっての親族間や親しかった者どおしの株主代表訴訟の方が多数であるようです。
あなたの弟さんの子供は、あなたの経営を快く思っていないようですが、あなたに背任等の会社経営上の違法な行為がなければ何も心配することはありません。仮に、あなたに経営判断のミスがあり、それにより会社に損害が発生したとしても、あなたが代表取締役として、誠実かつ合理的な判断をし、その判断が経済状況等の変化により裏目に出た場合、責任を負うことはないのです。
これは経営判断の原則といわれ、判例でも認められていますので静岡地方裁判所の裁判官もこの判例を尊重し判決をしてくれるものと思います。
なお、弟さんの長男はあなたの経営を快く思っていないということですが、ただ単に自己もしくは第三者の不正な利益を図り、または会社に損害を加えることを目的とする理由で株主代表訴訟を提起したような場合には会社法により、その訴は却下されるということになっています。
いずれにしましても、ご心配であれば身近にいる弁護士に相談なされるとよいと思います。当事務所でも株主代表訴訟を取扱っていますので、ご連絡いただければ幸いです。
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